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2013年2月26日火曜日

年賀状をいただきました

今さらですが、お正月に頂いた年賀状の一部をお見せいたします。
皆様からの元気の便りにこちらも励まされる思いです。震災から2度目の正月を迎え、決して明るい話題ばかりではありません。そんな中でもただ黙々と生きるための歩みを止めない。東北人の忍耐を見ている気がします。美しい日本などと誰かが言っていた気がしますが、経済発展からもたらされる煌びやかな街よりも、山河よりも、凛然と輝く心が、それがにじむ笑顔が何よりも美しいのだと教えられる昨今であります。



気仙沼のおひさまよりいただいた年賀状。またお邪魔させて下さいね。



下矢作保育園。12月にくまさんを届けて以来ですが、皆様お元気でしょうか。



竹駒保育園より。紆余曲折を経てやっとの新園舎ですね。是非お邪魔させて下さい。




米崎保育園からも。もうすぐ一年生!


トンちゃんからも。3月11日からまた岩手を回っていただきます。よろしくお願いいたします。

2013年2月17日日曜日

森美紀子さんとの活動が新聞に掲載されました。

1月末から2月中旬にかけて森美紀子さんとの活動が沿岸のローカル紙、東海新報に掲載されまた。
地元の新聞に掲載されると地域に根差した活動になったような気がしてなんだか嬉しいですね。

森美紀子さんのプロフィールも合わせて載せます。どうぞご覧になって下さい。







1月25日~2月12日うたごえリラックスタイムを開催しました。

平成24年1月25日~2月12日に横浜のジャズシンガー、森美紀子さんとともに岩手県の沿岸被災地をはじめ内陸の障害者施設、高齢者施設などを「うたごえリラックスタイム」と銘打って訪問しました。

森さんは横浜のジャズシンガーで、通常のライブ活動のほか、横浜市内の小学校での指導など幅広い分野で活動しています。今回は岩手に元気と共に一足早い春を届けていただきました。



佐野仮設住宅
久々の佐野仮設。「待っていたよ」と言って下さる人もおりとてもうれしかったです。


吉野屋のどらやきとお茶を囲んでの足裏体操。医食同源。医「足」も同源らしいです。
そんなことより早くどら焼き食べたいですね。

左がシンガーの森さん。狭かろうが、座っていようが、伴奏が素人だろうが歌いこなす。さすがプロ。
皆様の心にも響いたでしょうか。



米崎保育園


こちらも久しぶりにお邪魔しました。大根コンを覚えていてくれてうれしい限りです。

「幸せなら足鳴らそ~」

ハイタッチでお別れしました。子供たちにはこの日の記憶がどのように刻まれるのでしょうね。


高田保育所

ここでも大根コン。ワンパターン…ではなく一芸に秀でた団体なのです…多分。

左の子は来年1年生でしょうか。保育所ではこんなことがあったなと、思い出してくれるのでしょうか。
願わくば、震災の記憶よりもこういった事を記憶にとどめてくれたらといつも思います。

帰り際。楽器に興味しんしん。子供に囲まれて吉野もほっこり。またね~


米崎中学校仮設

ここも久しぶりの来訪でした。皆さんで大根ブローチを作ってからのティータイム。

手の突き上げ体操。ここの仮説は早くから住民独自の取り組みとして、トレーラーハウスの集会所を準備しました。
そのためか、行政からの集会所の支援が無く、かなり手狭となっています。にもかかわらず、大根コンがお邪魔する時はいつも20人程度が集まっていただいています。ありがたいことです。とてもあったかい集会所です。


横では森さんが歌っています。お茶を囲みつつ手拍子で盛り上げてくれました。



米崎和野自治会館

和野自治会館にて。この自治会館のそばには3つの仮設住宅があります。

まずはご挨拶。高台いあり、浜風がとても強い日でしたが、いらしてくれる方がいて嬉しかったです。


みんなで大根コン。皆様に寄り添い歌うジャズシンガー、森美紀子さん。


黄金荘

黄金荘は平泉の施設で吉野が本業でもたびたびお世話になっている所です。
大根コンの事も皆様知っていて大喜びでした。




森さんの歌に惹かれてか、前に出てくる方もいました。
歌の力ってすごいですね。

お土産に施設で作っているコーヒーをいただきました! ありがとうございました。


平泉二葉きらり園


熱烈歓迎に吉野もほっこり。すっかり覚えられています。

さすが大根コンのお膝元(?)まっすぐのびのびイキイキですね。

森さんの歌にも大喜びでした。いい寝顔ですね


平泉小学校

こちらでは1年生と3年生を対象に1授業ずつお邪魔いたしました。



こちらは1年生の授業にお邪魔した時の写真。保育園・幼稚園でやっていたのか、大根コンの振りつけもばっちりでした。
 
さすがプロ。アカペラでも声が通ります。子供たちの目にはどのように映ったのでしょうか。
 


こちらは午後に行った3年生のクラス。森さんに合わせてリズムを取ってます。
3年生ともなるとなかなかのせるのが難しいかとも思いましたが、みんな素直な子で楽しそうに手拍子をしていました。

帰り際、お礼に歌をお歌ってもらいました。


財当仮設住宅

所変わって陸前高田の財当仮設。こちらも久々にやってまいりました。
こんな小さな団体の事を待っていてくれたなんて嬉しい限りです。


「足湯はやらない」とお母さん。「ならば足を拝借」と吉野正子。なんでもできるんです。この人は。

衣装替えを済ましていざ歌声を披露。足湯から歌からなんでもさせる大根コン。
こんな団体めったにありません。それに合わせられる人もめったにいません。
でも、おかげでみんなにっこり出来るしいいじゃありませんか。


グループホームときわの里

またまた、所変わって水沢の高齢者施設、ときわの里にお邪魔しました。ここは10月にトンちゃんとお邪魔したもたいの里と同系列の施設です。トンちゃんの時にご好評頂き、ぜひ水沢にもとお誘いをいただいておりました。今回、森さんと共に訪問する事が出来てうれしい限りです。大根コンの活動もこうやって段々と西へ東へと少しずつ広がりを見せております。

まずは吉野がご挨拶。

大根コンの歌詞「まーすぐのびる」にあわせて皆さんで伸びていただきました。

このおばあさんにも大変喜んでいただきました。ピンボケが悔やまれる!



グループホームもたいの里


スタンダードなジャズナンバーのほか、童謡や親しみやすい曲まで幅広いジャンルの曲を歌っていただきました。うなずきながら聞く人、目を閉じながら聞く人それぞれの楽しみ方で聞いておりました。



ちょうどおやつの時間の訪問でした。おやつを頂きつつ皆様とお話をしてきました。
このおじいさん、90歳になるそうです。


皆さんお元気でお過ごしください。また来ますね。


末崎町デイサービスセンター



前に少しだけお邪魔した場所です。今回もそんなに長い時間ではありませんでしたが訪問させていただきました。職員さんにも頑張ってもらいました。
 

わざわざ花つきのホワイトボーで歓迎していただきました。いやーそんな大したものではないんですがね(笑)
ありがとうございます。




大豆沢仮設


浜風が冷たい中、来て下さったお父さんに足湯。湯加減はいかがでしょうか。

訪問中に津波注意報が発令されていました。「もう流されるものは全部流されたしなぁ」そう言って寂しく笑う姿が印象的でした。












この日は財団法人連帯東北のセイエド・タヘルさんと一緒の訪問しました。
タヘルさんにはチャイを作っていただきみんなで頂きました。
 
小中井仮設

足湯もできるジャズシンガー、森美紀子さんです。


ティータイム。テーブルには先取りわかめ、イチジクの砂糖漬け、田野畑の山地牛乳が並びます。
すべて被災地で取れた食材です。生命力ってすごいですね。そしてカメラを向けるとポーズをとる大根コンズ。
プロ根性?

もちろん歌もばっちり歌っていただきました。
拍手喝さい、ありがとうございます。昨日は津波注意報で緊張した人も多いかと思いますが、少しはリラックスできたでしょうか。


山岸仮設

この日は多めの30人程度でした。支援員の皆さんが声をかけてくれたのか、はたまた豚肉を運んだ者への感謝の気持ちで集まってくれたのか。「豚肉の話はもういいから」と苦笑する吉野でした。皆様に今こうして会える。それが一番うれしいのです。


後から知った話ですが、今回初めてこういった行事に参加した人がいたそうです。支援員さんが引きこもりがちなのを心配して何とか参加させたそうです。当然ですががれきは片付いても、人の心は中々整理されるものではありません。今回の我々の活動がどなたかの癒しになればと思います。



また来ますからね~。参加して下さいよ~。


大田・平林仮設

何故か踊り出す人たち。動じず歌い続ける森さん。楽しければ何でもいいんですよ。




学校が終わり集会所に来てみたら、何故か歌を聞かされて「?」な小学生の図
でも大根ブローチは喜んでくれたようです。


「写真取り忘れた!」と残った人だけで写真撮影。「大根コーン!」と意味不明な掛け声。
それでもポーズをとって下さる皆様。お優しや~。

横田たけのko学童

今回初めてお邪魔した陸前高田市横田地区の学童クラブです。大根コンの事は知らないだろうと思いましたが、保護者の方で「保育園に来てましたよね」と知っている方もいらっしゃいました。嬉しかったです。


手土産に「手作り楽器キット・ギロちゃん」を持って来ました。吉野の発案ですが、子供に携わる仕事を長年してきただけあって慣れたものです。子供のワクワクが伝わって来ますね。


右の子は「たいへんよくできました」シールがお気に入り。職員さんにもいろいろ手伝っていただきました。


完☆成


いざ演奏。ジャバラ状の部分をこすってギーロギロと演奏します。
保護者の方を熱中した子が待たせたりして申し訳ありませんでした。





地域子育て支援センターあゆっこ

こちらでも「ギロちゃん」を親子で制作。お母さん達にも好評なようで良かったです。

パカパカと叩く女の子。楽しそう。ホントはギロギロとこするんですけどね。
これも脳への刺激になるしまあいいか。


今回は森さんに童謡などを中心に歌っていただきましたが、この後「そういえばジャズナンバー歌ってないね」と言う事になって1曲披露していただきました。それを聞いてみなさん「おー」と歓声の声。いつかまたゆっくりと大人のジャズナンバーを聞く機会が作れればいいななどと思いました。




長部地区要谷公民館


思えばこの公民館へお邪魔するのも約1年ぶり。皆様心待ちにしてくれていたようでうれしい限りです。

どうやら仮設にお住まいの自治会長さんが、仮設とそれ以外の両方に声をかけてくれたようです。
「久しぶり」等といった声が聞こえてきて大変うれしかったです。仮設、仮設を出る人、家を流されなかった人、色々な立場で格差が密かに大きな問題となりつつ中、こういったことは大変意義のあることではないかと思います。


森さんにもしっかり歌っていただきました。「神様が降りたみたいだ」と言う人も。
神々しい、ということだったのでしょうか。



一関市磐井病院ボランティア「こころば」



磐井病院等で活動するボランティア、「こころば」のお誘いで短いながらもミニコンサートを開催しました。