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2013年11月27日水曜日

※番外編※気楽にジャズが開催されました

 11月23日に気楽にジャズが吉野屋で開催されました。これは一見難しそうに感じるジャズを気軽に楽しんでもらおうと企画されたもの。平泉を文化の里にしようと夢見る吉野屋をはじめとする有志で開催されました。
 
 会場には近所の人から遠く盛岡からいらした方もいました。年代も小学生、中学生のような子供たちから往年のジャズファンまで様々なお客さんがいらっしゃっていました。
 
 演奏されたのはスタンダードジャズナンバーから名曲のジャスナンバーまでさまざま。おしゃれな雰囲気に乗せて奏でられる音色に一同聞き惚れていました。




右からピアノ:古川大 サックス:千葉祐亮 ドラム:葛西良治 ベース:小岩哲也
果たして平泉は街角から音楽が流れる街になるでしょうか。

 

陸前高田市の矢作地区でお茶の間リラックスタイムを開催しました

 11月18日に陸前高田市の矢作地区の矢作小学校仮設と鈴木旅館でお茶の間リラックスタイムを開催しました。
 今回は2か所とも少人数の会でしたが、その分内容も深くいい話もできたかと思います。きめ細やかな対応が出来る身軽な団体だからでしょうか。支援する団体と言うのは色々ありますが、我々の本文はこういった地味だけれども必要な所をケアしていくことだろうと思っています。

矢作小仮設住宅

「僕、自分で立ってます!」じっとこっちを見ていました。



この方、非常に手先が器用でした。ブローチに頬紅を載せる所まで細やか!


8月にサマースクールにやって来た京退教の皆様から送られてきた手編み物。いくつかをプレゼントして来ました。

鈴木旅館



久しぶりの大根コン式足湯はいかがだったでしょうか。



今回は人数が少なかったので特別に個別の調整をしました。これもプロならでは。劇的に腰が良くなる、というわけではありませんが、こういった調整をして自分で体操をして徐々に直していきましょうね。

手当て法(愉気法)コリを緩めて本来の体の動きを取り戻す手助けをします。血流が戻って来れば元気モリモリ勇気100倍です。簡単ですのでお勧め。

2013年11月26日火曜日

※番外編※奥州市でオカリナコンサートを開催しました

 11月17日に奥州市水沢区のメイプルで津田幸男さんのオカリナコンサートがありました。約20人がオカリナの音色に聴き惚れていました。
 また自身の被災地での活動を交えながらオカリナの魅力を説明していました。来場された方は普段聞く事が無いオカリナの音色を楽しんでいられたようでした。また、同じ県内とはいえ被災地とは
残念ながら縁遠くなってきてしまっている内陸の方に少しでも現状をお伝えできたかと思います。圏内ひとしくこのような音色を心から楽しめる、そんな社会へなればいいと思います。



11月15日にお茶の間リラックスタイムを開催しました

 11月15日に岩手県田野畑村の甲地公民館と田野畑中学校(鳥越)仮設でお茶の間リラックスタイムを開催しました。
 いつもは県南の方でもぞもぞと動いている大根コンですが今回は縁あってやや北での活動になりました。



甲地公民館
大根コンお得意の足湯。所変わっても足湯は人気です。

大根コンの噂を聞きつけ(?)大勢の方々に集まっていただきました。

足腰を鍛える体操で冬場に備えます。


田野畑中学校仮設


ここでも足湯をしました。鳥越地区の方が多くいらっしゃることから通称「鳥越仮設」と言われているそうです。


ここでも大根ブローチづくり。県内ではそこそこの知名度。さすがNHK効果。

ごろんと寝てペットボトル湯たんぽで体を温めます。
そんなこんなで田野畑紀行でした


その他

今回、田野畑での活動を仲介していただいた田野畑山地酪農牛乳の牧場にも寄って来ました。子牛が2頭いました。

2013年11月25日月曜日

一関市旧折壁小仮設でオカリナ教室を開催しました

 11月10日に岩手県一関市の旧折壁小仮設でオカリナ教室を開催しました。この仮設には今回で2回目の訪問になります。

 今回も簡単な楽曲の練習と津田さんによるプチ演奏会となりました。




この前作った大根コンブローチを付けて参加して下さった方もいらっしゃいました。

真剣な顔つきの皆さん。自作のオカリナの音色はいかがでしょうか。


ヘンなおじさん、襲来。じ~と見ています。


津田さんの模範演奏。みんなで合奏出来る日が来たりすると面白いですね。

※番外編※岩手日日に吉野が載りました

11月20日に行われた一関市花泉町の老松小学校での家庭教育学級の様子が岩手日日に掲載されました。




2013年11月15日金曜日

高田の学童でつるぴかだんごの作成教室を開催しました。

 11月2日に陸前高田市の横田地区のたけのko学童教室にて津田幸男先生によるつるぴかだんご教室を開催しました。

 この教室はものづくりを通して子供たちに自分たちでものを作る楽しみを知ってもらうと同時に、集中する力をつけてもらおうと思い開催されました。また、仮設や津波の影響で様々なストレスを感じている子供たちに学童を通じてそれらの発散を促そうとする狙いもあります。
 まぁ、大根コンですから、そういうお題目のもと、楽しめれば大成功という会です。

 子供たちは粘土玉をおちょこやペットボトルで黙々と磨いたり、布で水分をふき取ったりしていました。いつもと違う熱中した様子に学童の先生たちもびっくりした様子でした。
 今回は先生たちに教え方を覚えてもらって、今後の子どもの指導に役立てていただくというのも目的の一つでしたが、そちらも成功したかと思います。

 学校でも家庭でも吐き出せないストレスを、こういった場で発散させようとする子供の動きがあると現場の人たちから聞いたことがあります。子供たちがこういったことに夢中になることで気持ちを和らげてくれればと思っています。
 ピカピカだんごへの道は1日にして成らず。がんばってねー



用意してきた粘土玉を磨いて珠にします。どこまで光らせることができるかな?



みんな真剣。正直な所、自由参加ですから子供たちの半分ぐらいははまって来ないかとも思いました。世代が変わろうとも、子供たちにはこういったものには普遍的な魅力があるようです。


電球やペットボトルなど何気ない道具を使用して磨いていきます。ものづくりは工夫次第。あるものを使って今までにないものを作る楽しさ、伝わったでしょうか。


光って来ました。おめでとう!あとは毎日根気よく磨いていきましょう


こちらは親子合作でしょうか。迎えに来たお母さんも巻き込んでしまいました。子供が夢中になる姿、いかがでしたでしょうか。

祖父母学級に行ってきました

 10月23日に奥州市胆沢区の南都田公民館の「祖父母学級」で祖父母とお子さんで体を動かしながら楽しむ体育あそびの指導に行きました。

 祖父母学級は南都田地区センターが開催した事業で、祖父母が孫と触れ合い一緒に楽しもうという内容。祖父母にプレゼントを渡したり、一緒に体を動かして祖父母、子供たちも楽しんでいました。

 最近は子供とどう遊んでいいかわからないという祖父母の方も多いらしく、その遊び方、無理なく子供を動かす方法などを吉野正子ほかが指導しました。遊ぶことなら私たちに任せて!といわんばかりの大根コン。子供たちも大はしゃぎで、跳ねて走ってゴロゴロ転がったりと各々が体を動かすことを楽しんでいました。







いつものごとく大根コン。これだけ人数がいると壮観ですね。
踊り出す吉野正子。祖父母の皆さんも見よう見まねで踊り始めます。


今度は輪になります。奥の子は引っ張りすぎな気もしますが。


一歩踏み込んで大根コン。子供たちの顔を見る限り、楽しんでもらえたようで良かったです。

2013年11月9日土曜日

ひらいずみ産業まつりに行ってきました

 11月3日に行われたひらいずみ産業まつりに参加しました。
 
 同じ県内でも被災地への関心が薄れてきている中、もう一度自分たちの問題だと喚起する意味も込めて祭りの参加と募金活動、グッツ販売をする事にしました。町の担当課にも快諾してもらえたのもありがたいことです。
 大根コンは小さな団体ですから常に資金的な面では苦労しています。ですので逆に小額の募金であれ、そのありがたみを噛みしめることができます。無駄にしない自信があります。多額の助成金を取って募金などしないNPOが多い中、我々のような団体は異端かもしれませんが、市民の小さな善意を集めて大きな笑顔を目指す事こそ、社会的公益活動の真骨頂なのではないかと思います。


すぎのこ学童のステージもありました。
これは同日に行われた公民館まつり。大根コンがいっぱいでした。

※番外編※イーハトーブ音楽祭が開催されました

 10月26日に平泉町の菓子屋吉野屋でイーハトーブ音楽祭が開催されました。毎度おなじみの音楽祭ですが、今回も平泉を文化の街にするべく集まった変り者たちがあの手この手で来場者を楽しませていました。音楽祭とは言いますがなんでもありのお祭り。講談に落語に果てはFMの番組リハーサルまで、いつも通りの混沌としたラインナップで平泉の街の片隅を笑いの発信地にしていました。

 大根コンも物販等をやりました。またここでも多くの皆様に支援していただきました。ありがとうございました。嬉しさのあまり踊りだすものもいましたが。
 あとは有形無形の支援を被災地に届ける作業ですね。頑張りましょうか。



音楽が鳴れば踊り出す。これが大根コンの真髄。自分が楽しみ、人も楽しませ、共に元気でありたいものです。

2013年11月5日火曜日

JCDNと大根コンの秋

 去年東北へ来訪したJCDN(ジャパン・コンテンポラリー・ダンス・ネットワーク)の皆さんがダンサーのマニシアさんと共に再び来訪しました。今回はイギリスのコミュニティーダンスの第一人者、セシリア・マクファーレンさんもともに被災地を回るそうです。

 大根コンと何かと縁のある、大船渡市末崎町でも活動されるというのでその様子を見学させてもらいました。今回は沿岸地域の「虎舞」や「七福神」といった伝統芸能を習いに行く、というコンセプトでの来訪で、合わせてワークショップを開催するような内容でした。ただ一方的に催しものを持っていくのではなく、地元のいいものを外に発信するきっかけを作る。このような双方向的な内容の事業が今後の長期的な復興支援には必要だと思います。そのきっかけの一つが、大根コンが去年撮影した七福神の映像だというのだから嬉しく思います。

 また、沿岸での支援活動の合間を縫って平泉にも寄っていただき、すぎのこ学童でのダンスワークショップを急きょ開催していただきました。もう子供たちは大はしゃぎでした。セシリアさんの行うコミュニティダンスとは、身近に地域の人たちがダンスを楽しむといった考え方のようですが、子供たちのパワーがそれを体現しているように思います。

 このような、文化活動を通じた支援など直接的な効果を持たない支援活動は、毎回文字で表すのに苦慮します。ですがこれはうつむいている人に「踊ってみれば少しは気が晴れるかもよ」という程度の事なのかと思います。我々の活動と一緒ですね。ですが人の最も大事なものが隠れているとも思います。


手足をびよーんと広げています。明らかに違うポーズをとっている子がいます。だがそれがいい。


吉野正子平常運航。


大根ばあちゃん。外孫に囲まれてご満悦。


セシリアさんも子供たちに囲まれるの図。



所変わって大船渡保育園での活動です。






前の子どもたちが今回の先生。こんな小さい子たちもちゃんと踊れるんです。びっくり。


これはワークショップの模様。マニシアさんが大根ブローチを付けて下さってました。
これは「ご祝い」というこの地方に伝わる唄。これを習って創作ダンスをするそうです。

大根コン11月の予定

大根コンの11月の大雑把な予定です。

11月2日(土)※終了
つるぴかだんご講習会@竹の子学童(陸前高田市横田)
子供たちに楽しみながら集中して作業する練習をさせる会でした。

11月3日(日)※終了
平泉産業まつり
平泉町の産業まつりで支援グッツ等の販売を行いました。たくさんのご支援ありがとうござました。

11月8日(金)
大根コン支援者現地案内
長らく大根コンを支援して下さってきた方を現地案内します。

11月9日~10日(土・日)
第29回全国操体法バランス運動研究会in仙台
大根コン支援グッツ販売を行います。

11月10日(日)
オカリナ教室@折壁小学校仮設
オカリナ先生津田幸男さんによるオカリナ演奏教室・作成教室です。

11月12日(火)
大根コン支援者現地案内
長らく大根コンを支援して下さってきた方を現地案内します。


11月15日(金)
お茶の間リラックスタイム@田野畑村
10:00~12:00 甲地自治会
14:00~15:30 田野畑中学校仮設集会所
健康運動法・足湯・お茶会などを行います。

11月18日(月)
お茶の間リラックスタイム@陸前高田市
10:00~12:00 矢作小学校仮設
14:00~16:00 矢作温泉鈴木旅館
健康運動法・足湯・お茶会などを行います。


11月23日(土)
気軽にジャズ
吉野屋で行われるジャズライブです。大根コン支援グッツ販売を行います。

2013年11月1日金曜日

大根コンin地域のお祭り

10月20日に奥州市前沢区の元気祭りでサンマ焼きと大根コングッツの販売をしました。復興支援奥州ネットさんが沿岸から貰ったサンマを焼く屋台を大根コンが手伝う代わりに、間借りしてグッツ販売と団体紹介をさせてもらいました。田舎の小さなお祭りでしたが地元の方が大勢訪れていました。少しずつ、地域に浸透しています。大根コン。


生憎の小雨模様でしたが、サンマは見事完売。大根コンは・・・それなりでした。これは負けていられない。


歌に踊りと様々な舞台でした。飛び入りで大根コンも歌ってきました。

※番外編※奥州市と陸前高田の絆

 10月18日に大陸前高田市の広田地区の仮設や地域の住民が、内陸奥州市前沢区の畑で開催された収穫祭に参加しました。奥州市には震災以後設立されたNPO法人復興支援奥州ネットという団体があり、市内の畑で農作物を栽培し、被災地高田の広田地区の仮設に提供する活動を行ってきました。

 今回は収穫祭で奥州ネットと広田地区の住民の方たちが農作物の収穫と芋の子会をやると聞きつけ、大根コンもお邪魔する事にしました。ある者はスコップで芋を掘り、ある者は芋の子汁を作り、ある者は大根コンを歌い、と少しはお役に立てたのではないでしょうか。

 何より、広田の方たちと内陸で出会える時期になったこと、近くの街の活動と繋がっていく状況になって来たことがうれしいですね。この先震災に関係なく、同じ岩手のものとして交流が続けば、さびれつつあるこの郷土も変わっていくのではないかと思います。
 秋深し、絆深まる、芋煮かな。


これが共同農場。前沢班、水沢班など色々あるようです。

大きいサツマイモが獲れました。「これは撮影用だな。」「んだな。」
じゃあ撮らせてもらいます。パチリ。
炊事班の皆様もお疲れさまでした。芋の子汁はっと入り、おいしかったです。

今回の収穫。これを広田の仮設までもっていきます。

こんなとこでも大根コンで体操。作業後のストレッチになるでしょうか。中には震災前の農業祭で聞いた事があるという人も。


約2時間の作業、お疲れ様でした!