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2013年4月14日日曜日

高田で元気に泳ぐ鯉のぼりを募集します。

岩手県陸前高田市の栃ヶ沢ベースでは仮設店舗の空を元気に泳ぐ鯉のぼりを募集します。
発起人は同仮設店舗の商店主で大根コンの協力者でもある木村昌之さん。仮設店舗開店1周年の節目に「復興ののろし」として、このようなものを思いついたそうです。苦労しながらも何とか迎えた1周年。皆さんの思いで被災地の今の空を彩って頂けるよう、ご協力をお願いいたします。

内容
鯉のぼりの寄贈

装飾期間
4月末~6月頃
寄贈はこの期間内に飾れるようにお送りして下さい。 

サイズ
家庭用程度のもの

※原則として返却は致しません。寄贈のみ受け付けます。ご理解とご協力をお願いいたします。

連絡先
岩手県陸前高田市 商業組合栃ヶ沢ベース                                   開業一周年記念事業 実行委員長 木村昌之
129-2205 岩手県陸前高田市 高田町字栃ヶ沢26-1         
TEL&FAX 0192-54-5511    
E-mail :okashikobokimuraya@gmail.com







下の写真が仮設店舗群、栃ヶ沢ベースです。赤く線がされている所に鯉のぼりを設置する予定です。











4月4日~6日APFSと共に活動しました。

4月の4日から6日に関東のNPO法人APFSと共に仮設の掃除や交流、野外活動などを行いました。APFSとは「アジアン ピープルズ フレンドリーシップ ソサイエティー」の略で、在住外国人との交流や支援、相互補助などを目的に活動している団体です。

今回は日頃の恩を被災地支援の形で恩返ししたいと、5カ国6人の有志と代表理事の加藤丈太郎さんに活動していただきました。震災発生直後に数名のメンバーは1度ボランティア来た事があり、震災当初との様相の違いに驚いたようでした。

期間中、有志7人には窓ふき・足湯・花壇づくり・果ては刈り払いと、大車輪の活躍をしていただきました。現地の方たちの評判も上々で、困難にも負けない明るさと屈強な体躯を生かし、復興を一歩進めてきました。ただ作業をこなすだけではなく、現地の事を知り、ふれあい、笑顔を届けるような内容を含める事が出来たのが大根コンとしては嬉しかったです。

受け入れ先の皆様方・APFS有志の皆様方お疲れさまでした。ありがとうございました。



4月3日平泉吉野屋にて。APFS代表加藤丈太郎氏(前列左)と在住外国人6人。となりはご存知大根コンプロジェクト代表吉野崇と一家。長距離移動直後にもかかわらずアジア料理を作っていただきました。絶品でした。菓子工場を貸していたくれたお父さん・雅之さんにも感謝。そしてその足で夜中に陸前高田入り。・・・この時点でタフさの片鱗が。



陸前高田市滝の里住宅

実は今回の窓ふき作業は代表小野田さんの発案。初めてお願いに行った時「作業ってのはついでで話に来たいんでしょ?」と。さすがよくわかってらっしゃる。作業がついでというわけではありませんが、やはり大根コンとしては人間と人間の関わりに勝る復興は無いと思っています。今回はそれが十二分にできてうれしい限りです。来る人も迎える人も素晴らしいからいい事が出来るわけです。ただただ感謝。小野田さん、大変でしょうけれど代表3期目もよろしくお願いいたします。



まずは集会所の掃除から。皆さん本当にテキパキこなす!



最後の方の棟はみんなで手早く作業。外国人ってどこかダイナミックな作業のイメージがありますがとんでもない。とても丁寧かつ繊細な作業でした。その仕事ぶりに「ありがとうね」と窓越しにお礼を言われた方もいたようでした。加藤代表曰く「外国人だから雑だなんて言われたくありませんしね。」と。成程、異邦人ならではの細かい気苦労があるのかと目からうろこの思いでした。

バングラディッシュ出身のひょうきん者。ジョイさん「お嬢様の足をマッサージします。」と率先して足湯のお世話をし始めました。(研修期間3分)この物怖じしない姿勢は見習いたいものです。


スリランカ出身のラルさん。もちろん足湯は初めての経験。これが「ジャパニーズ・オカネカカラナイ・ケンコウホウ」です。・・・説明として大体正しいはず。


今回最年長の参加者ラルさん(フィリピン出身)。会話も弾みます。


仮設の方たちが話す震災直後の話を聞くイラン出身のマジットさんとパキスタン出身のミルザさん。
「みんなの気持ちは分からないけど。」というマジットさん。我々も同じです。でもわかろうと寄り添う事が重要だと思い、大根コンは活動を続けています。


ひょうきん者その2、フィリピン出身のジョージさんは手作り楽器のお手伝い。

「また来ますね。」とAPFSの方たち。「また来てね」と仮設の皆様。新たな出会いが笑顔になりました。大根コンもまた来ますからね~



花っこ畑

4月5日は陸前高田市の花っこ畑でフラワーガーデンの整備作業を行いました。談笑しながらも手の動きはとても速い!恐るべしAPFSパワー。タフさの違いを見せつけられた1日でした。



午前中はここにレンガ積み上げて花壇を作る作業です。花っこ畑の入口にあたる場所です。きっちりやりますよ~


整然とレンガを並べて花壇を形作っていきます。仕事も丁寧で早い!プロ顔負けです。



腐葉土を線に沿って削っていく作業。撮ってくれとトーレスさん。ナイスカメラ目線でパシャり。


ぐるっと回って完成!花っこ畑の玄関口を見事飾りきりました。次に来るのが楽しみですね。


午後は花壇づくりと苗植え。この花っこ畑って、本当に何も無い所からのスタートなんですね。吉田さんの活動に頭が下がります。

休憩時間、近所の人が訪れてちょっとした交流タイムに。やはり大根コンとしては遠隔地の人に地元の生の声を聞いてもらいたいというのがあります。そう意味では今回の訪問は全般的に時節に恵まれたと感じ
ています。

小屋の周りをレンガで化粧。もう一踏ん張り。


皆様お疲れさまでした。また、花が咲くころに訪れたいものです。


大船渡市末崎町西館城跡

いつも大根コンがお世話になる末崎町付近の史跡での作業です。地元住民の大和田さん、及川さんらは、ただの刈り払いにとどまらず、復興につながるものにしようと考えてらっしゃるそうです。そこで登場のAPFS。古城の新たな歴史を始めるべくやって来ましたよ~。



到着後すぐにパチリ。まだ余裕ある顔。


地元の方たちが朝から作業をしており、我々は主に切った木や竹の片づけを担当。ちゃんと安全な作業を用意していただいて恐縮でした。その分きっちり稼ぎますよ!


大型機械が入れないので、草刈り機・チェーンソー以外はすべて人力。マンパワーなら任せてくれとAPFS。そのチームワークとパワーに地元の方も喜んでいただけたようです。


作業終了間際。積まれた枝と丸太。この奥に倍以上の竹と小枝があります。やればできるもんだ。


だいぶすっきりした奥側。この木をどう生かすか思案中です。

作業終了。顔には疲れも出ているけど笑顔はいっそう輝いていますね。
本当にお疲れさまでした。

2013年4月10日水曜日

【再掲載】※支援のお願い※ 大根コンTシャツ・トートバックの販売を行っております。

ブログをご覧になられた方々から、「支援したいがやり方がどこに載っているのかわからない」という声を複数頂戴いたしましたのでもう1度掲載します。
 
震災から3年目に入り、多くの団体の活動も復旧・復興から段々に再興・まつづくりへと移って来ました。一方で被災者で格差が広がり始める反面、大きな団体の活動も縮小しており、今後私どものような活動がより重要になってくるのではないかと感じております。そんな中で、全国の皆様からの温かいご支援・ご声援を頂けることは、何よりありがたい事だとメンバー一同望外の思いです。今後とも三陸の復興と発展にご協力していただきますようお願い申し上げます。
 
 
 
 
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代表 吉野 崇
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