Translate

2013年11月5日火曜日

JCDNと大根コンの秋

 去年東北へ来訪したJCDN(ジャパン・コンテンポラリー・ダンス・ネットワーク)の皆さんがダンサーのマニシアさんと共に再び来訪しました。今回はイギリスのコミュニティーダンスの第一人者、セシリア・マクファーレンさんもともに被災地を回るそうです。

 大根コンと何かと縁のある、大船渡市末崎町でも活動されるというのでその様子を見学させてもらいました。今回は沿岸地域の「虎舞」や「七福神」といった伝統芸能を習いに行く、というコンセプトでの来訪で、合わせてワークショップを開催するような内容でした。ただ一方的に催しものを持っていくのではなく、地元のいいものを外に発信するきっかけを作る。このような双方向的な内容の事業が今後の長期的な復興支援には必要だと思います。そのきっかけの一つが、大根コンが去年撮影した七福神の映像だというのだから嬉しく思います。

 また、沿岸での支援活動の合間を縫って平泉にも寄っていただき、すぎのこ学童でのダンスワークショップを急きょ開催していただきました。もう子供たちは大はしゃぎでした。セシリアさんの行うコミュニティダンスとは、身近に地域の人たちがダンスを楽しむといった考え方のようですが、子供たちのパワーがそれを体現しているように思います。

 このような、文化活動を通じた支援など直接的な効果を持たない支援活動は、毎回文字で表すのに苦慮します。ですがこれはうつむいている人に「踊ってみれば少しは気が晴れるかもよ」という程度の事なのかと思います。我々の活動と一緒ですね。ですが人の最も大事なものが隠れているとも思います。


手足をびよーんと広げています。明らかに違うポーズをとっている子がいます。だがそれがいい。


吉野正子平常運航。


大根ばあちゃん。外孫に囲まれてご満悦。


セシリアさんも子供たちに囲まれるの図。



所変わって大船渡保育園での活動です。






前の子どもたちが今回の先生。こんな小さい子たちもちゃんと踊れるんです。びっくり。


これはワークショップの模様。マニシアさんが大根ブローチを付けて下さってました。
これは「ご祝い」というこの地方に伝わる唄。これを習って創作ダンスをするそうです。

0 件のコメント:

コメントを投稿