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2013年9月24日火曜日

9月19日に気仙沼市内で講習会を開催しました。

 9月19日に宮城県気仙沼市の児童館の先生を対象に粘土を使ったつるぴかだんご作成の講習会を開催しました。講師はオカリナ先生の津田幸男さん。震災後、遊び場が減り、様々なストレスを抱える子供たちもいる中で、日々子供たちの相手をするのは容易なことではありません。児童館でさえもすぐに携帯ゲームを取り出し遊び始める子供がいるのが現状だそうで、そんな子供たちにもっと感受性豊かになる遊びを提供できないかと考えたのが今回の講習会の始まりでした。

 つるぴかだんごとは粘土を球状に整え、時間をかけながら乾燥させ、表面を磨く事で光沢のある珠のようにしたものです。なかなかに根気がいる作業ですが、その分子供たちに落ち着きと忍耐を養う一助になります。また自分でものを作る喜びが得られ、段々と輝く珠が子供たちわっていきます。

今回は市内の児童館の先生方、10数名の集会にお邪魔し、つるぴかだんごの作り方講習とオカリナ楽曲の紹介をしてきました。先生方もとても楽しそうに講習していました。大人でも楽しめるものだからこそ、子供に勧められるものだと思います。平泉の学童では今やすっかりおなじみのつるぴかだんごですが、気仙沼にも浸透して、今後の交流につながったらいいですね。大根コンの今後の楽しみの一つであります。



場所は赤岩公民館で行いました。粘土玉はまだ土そのものといった風体ですが・・・



るぴかだんごの出来栄えを左右するのは、最初にいかに丸く作るか。おちょこやペットボトルの上の部分を切って作った道具を使って凹凸を削りとっていきます。


右の男性の手さばきは津田さんも感心する丁寧さでした。「息子に触らせないで自分だけでやってそう。」お気持ち、よくわかります。

平泉の学童で実践しているけんだま遊びや歌についても披露。何でも「子供に集中させる」のが大切なようです。


ジーンズの切れ端の上の珠に注目。1日で目に見えて差が出てますね。後は3カ月かけて内側から出てくる水分を磨いて拭き取り完成。それ以降は磨いただけ光ります。子供たちにもこの感動が伝わればいいですね。


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